小山市の自学塾Activeです。
自学塾Activeは私立特待、栃高栃女、宇高宇女を自学で目指す塾です。
2023栃木県立入試問題理科の大問6です。
エネルギーは中3で学習し、比較的苦手な生徒が多い印象をうけます。
では、みていきましょう。
1.仕事
小球A(50g)を高さ20cmまで持ち上げた時の仕事は?という問題です。
仕事は力×距離で求めることができますが、気を付けてほしいのはその単位です。
力はニュートン
距離はメートルです。
なので、50gは0.5N
20cmは0.2m
となり、計算すると
仕事=0.5×0.2=0.1Jです。
2.小球の速さランキング
ある高さから小球を落としたときの運動エネルギー(速さ)ランキングです。
位置エネルギーは高いほど大きく、それが運動エネルギーに変換されます。
単純に、位置が高いほど運動エネルギーが大きいので
a>b
a=d
a<e
ですね。
3.力学的エネルギーの図示
力学的エネルギー=運動エネルギー+位置エネルギー
です。
そして、力学的エネルギーは一定の値になります。
この【一定の値】ってどういうことでしょうか。
例えば、力学的エネルギーが100だとして
【運動】:100 【位置】:0
【運動】:80 【位置】:20
【運動】:65 【位置】:35
【運動】:50 【位置】:50
【運動】:0 【位置】:100
【運動】:-25 【位置】:125
【運動】:x 【位置】:100-x
ということです。
常に100をキープするということです。
最初に、力学的エネルギーを作図してしまいましょう。
横に一直線です(縦軸に4マス分)。
運動委エネルギーは、位置エネルギーと足して4マス分になるようにプロットしましょう。それを結べば終了です。
この単元も比較的さくさく解いてほしい大問かもしれません。
3年生の単元は復習する時間が他の学年と比べて短くなりがちですが、きっちり取れるようにしておきましょう!
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