小山市の自学塾Activeです。
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2024栃木県立入試理科の大問8です。
浮力の問題なので、正答率は低い気がしますね。
では、さっそくみていきましょう。
1.浮力の説明
浮力の正体は水圧です。
水圧は、物体に対して垂直に押します。
水に沈んでいる深さが大きいほど働く力が大きくなります。
上から下向きに押すより、下から上向きに押す方が強いので
浮力は常に上向きに働きます。
2.物体Aの重さと浮力の大きさ
物体Aの重さは、水に入っていない状態の重さを探せばOKです。
ビーカーに水が6.0cm入っているので、グラフは6.0のところを見ましょう。
物体Aは0.16Nですね。
一方、4.0cm以下のときのグラフは横ばいになっています。
これは、物体Aがすべて水の中に入っているので、浮力が同じ値を示しているということです。
このとき、ばねばかりは0.13Nを示しています。
この差が浮力になります。
よって、0.16-0.13=0.03N
これが浮力の大きさです。
3.物体Aの浮力のグラフ
今回のグラフで注意したいのは
横軸が物体Aの下面までの高さ、ということです。
物体Aの高さが4.0cmなので、0cm~4.0cmの間は水の中に完全に沈んでいます。
つまり、浮力は一定です。
一方、4.0cm=6.0cmは物体Aが水から出てきてしまいます。
最終的(6.0cm)には、水から完全に出てきます。この時、浮力は0ですね。
よって、最初は横ばい→4.0cmから0に向かっていくグラフを選べば良いので、ウが正解です。
4.物体Aと物体Bを水中でつるすとどうなるか
重さは、物体Aと物体Bのどちらも同じです。
一方浮力は、物体Bの方が大きいです。
これらを水中でつるすとどうなるか、という問題です。
浮力が大きいということは、上向きの力が大きくなるということです。
なので、物体Bの方が軽くなります。
軽くなるので、物体Bの方が浮きますね。
この問題は記述もセットなので、物体Bの方が浮力が大きくなるよーみたいなことを書いてあげれば正解になります。
浮力の問題は、ほぼほぼグラフがどこかで折れ曲がります。
その折れ曲がったところが重要だったりします。
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同大学卒業後、高校教師。大手学習塾講師など様々な教育現場を経験。
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